2024.03.18

“流域資本”を殖やす全国各地の取組!(前編) 水ジャーナリスト橋本淳司さんと探る

全国各地に広がる流域連携の取組を、水ジャーナリスト橋本淳司さんと対話し探っていきます。キーワードは「流域資本」。流域に存在する自然や社会の様々な資本を発掘し、磨きをかけていくことで地域の未来につながるように感じます。まずは前篇からどうぞ。

画像:流域治水ってなに?国土交通省 四国地方整備局中村河川国道事務所より

前編

全国で拡大中! 流域の連携と可視化の取組

ミズベリング滝澤:本日は流域連携というテーマについていろいろ橋本さんとお話したいと思います。まず、最初は四万十川の流域治水について、国土交通省の四国地方整備局で作られた冊子が公開されているのですが、とてもかわいらしいです。この絵は行政の方が描かれたんですよね。字とか絵とかがすごく親しみやすくなっていて、でもボキャブラリーとかは普通に土木・治水で使ってる言葉をわかりやすく示していて、秀逸だなと思いました。


流域治水ってなに?国土交通省 四国地方整備局中村河川国道事務所より

橋本:発信として素晴らしいですね。先日ミスベリングさんと流域治水の話し合いをした時にも、「どのように発信していくか」が1つのキーワードでした。河川や土木の用語は一般の方にはとっつきにくいところがありますが、こうやってイラストといっしょに表現しているのが素晴らしい。

ミズベリング滝澤:「この場所は農業用途なら使ってもOK」という土地利用規制なんかもわかりやすく入っていたり、ツルが描かれていて、鳥たちにとっても住みやすい場所になっていることが示されているのもいいですよね。

橋本:やっぱり大型鳥類とか、生きものが入るとわかりやすいですよね。この川の蛇行から考えると水の溢れる場所でもあるのかもしれません。

ミズベリング滝澤:ざっくりとしたイラストなんですが、蛇行もちゃんと描いてあったりしてイメージもしやすい。

橋本:水が溢れるというのはマイナスのイメージですが、じつは脅威と恩恵の両面ありますよね。人間が農耕を営んだり、多様な生き物のすみかであったり。それをツルというシンボルを使ってうまく表してる気がしますね。

ミズベリング滝澤:流域治水の対策図を普通につくったら対策メニュー並ぶだけなんですが、それに花とかツルなんかが入ってるところは本当にいいですね。

橋本:そう思います。気候変動対策と生物多様性を切り分けずに、両方にとってプラスの効果があることを絵で直観的に伝えてくれています。

別のケースですが、高知県土佐清水市も、SDGsによる街づくりという視点から流域連携で面白い取組をしています。土佐町と本山町と香川県高松市という水源域と利水域が、流域治水というだけではなくて、森林の保全を通して上下流で共同をして持続可能な社会を目指すという取組をやってるんですね。興味深いのは、数値データなども活用しながら上流の森林を保全することが、ステークホルダーにとってどれだけメリットがあるのかなどを数値で展開しています。これまで上流の森林を守ろうというと「いい話レベル」で終わっていましたが、エビデンスをとって見える化しているというケースです。


高知県 土佐町 広域連携SDGsモデル事業計画資料より http://www.town.tosa.kochi.jp › publics › download

ミズベリング滝澤:どんな数字が示されているんですか?

橋本:森林がどの程度整備されたら地下水涵養がどのくらい起きるかといったことを、モデルをつくってやっています。高知県土佐町には早明浦ダムがあり、県域を越えて香川県高松市の水源になっています。そこで高松市と協力して、人とお金も流動させながら流域という単位を持続可能にしようという発想で作られています。

ミズベリング滝澤:水源地域と利水地域を連携する、それぞれが自立しつつ循環するようなイメージですか。

橋本:そうです。高松市の税で土佐町の森林を整備するというのは、これまでだとちょっと考えられない話だったと思います。議員さんや住民の人も戸惑いや疑問はあったでしょうが、上流域を保全していくことが下流の自分たちにとってもメリットがあることをきちんと議論し納得したようです。

ミズベリング滝澤:早明浦ダムがそれをある意味で媒介しているということになるわけですね。SIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)の仕組みを活用しているところも興味深いですね。自治体連携でインパクトを出すという成果連動型の取組なので、きっちり定量的な評価もなされていると。

橋本:効果を共有しているという点が、今までと違っていますね。

ミズベリング滝澤:最終的にSDGsという全体的、統合的な取組なので、水だけの話ではなく、森、水、脱炭素、生物多様性も全部入っている。水源涵養税などは自治体や県のレベルではありますが、ここでは自治体同士が連携していて県も介在していないと。

橋本:各地で自治体の枠を超えた森林整備(カーボンオフセット)事業がはじまっています。
流域治水というと水のイメージが先行しますけど、温室効果ガスの削減と絡めてやっていくことはできるでしょう。
先日ミズベリングの記事にも書かせていただいた、秩父市の「としまの森」のような事例だと思います。数年前まで放置状態だった秩父市の市有林で、東京都豊島区の資金を使った整備事業、古木の伐採、萌芽更新、植樹などが行われました。使われた資金は、豊島区の森林環境譲与税です。

豊島区の目的は、温室効果ガスの削減です。埼玉県森林CO2吸収量認証制度を活用してカーボン・オフセットを実施し、区内のCO2排出量と森林整備で得られるCO2吸収量を相殺します。もう1つの目的は区民にとっての環境教育の場。これまで丸太切り、コースター作りなどの体験プログラムなどが実施されています。一方の秩父市側のメリットは、市有林の有効活用や森林整備の推進などでしょう。

ただこの取り組みが広がっていくと流域治水としても非常に効果があります。豊島区も秩父市も同じ荒川流域に所属していますから。

ミズベリング滝澤:ダイレクトに治水だけを考えるよりは、カーボンなども媒介にして結果的に治水が進むという見せ方もあるということですね。

橋本:入口は気候変動対策でも生物多様性でもどちらでもいいと思うんです。どちらから入っても両方を達成できるようなやり方がよいと思います。

違う地域の人が連携することを考えると、治水よりはカーボンを絡めたり、森作りや生物多様性など別のテーマの方がやりやすいのかもしれないですね。

食からみる流域

ミズベリング滝澤:四万十川では、四万十流域農業ってブランドを作っていて野菜がセットで届くんです。野菜のブランドというと京野菜とか地域でのブランディングは以前からありますが、流域の野菜ブランドというのは初めて見ました。
あとおもしろいのは、四万十に日本防災植物協会という団体があって、災害の時に雑草や山に自生する植物で、調味料や調理器具とかがなくても簡単に食べられるものが結構あるということを普及啓発しています。シロツメクサ(花の部分)やカラスノエンドウ、オオバコなどをふだんから摘みに行くことで、災害時に食べられるものがあることがわかっていく、そういう活動も同時にしながら四万十川流域野菜も取り組んでいるみたいなんですよね。


しまんと流域農業 HPより

橋本:流域産の野菜を流域で消費しているわけではなく全国に販売しているとしたら、地域外の人が流域治水に協力することもできますね。上下流連携で野菜を一緒に食べるっていうのもあると思うんですけど、こういう外部につながるやり方もいいと思います。故郷を離れた人でも流域治水に関わることができます。
農業の先例としては「熊本グリーン農業」という取組があります。熊本は肥料や農薬からの硝酸体窒素が地下水汚染に繋がることを問題視していて、農業発で地下水を支えるという取組なんです。


みんなで支える地下水と土を育む農業パンフレットより

ミズベリング滝澤:「米だけじゃない。水も作ってる」というコピーもいい。

橋本:熊本の方は、「水量と水質を一緒に考える」とおっしゃっていて。グリーン農業は有機栽培で。くまモンの横にある四葉のクローバーの葉っぱの数で、地域にやさしい農業のレベルを表している。なるべく四葉のついている野菜を買いましょうという取組があったかと思います。自分たちの水道水である地下水を持続的にしていくために、熊本の市民が上流域での農家さんのお仕事と結ばれる仕組みですね。

ミズベリング滝澤:この漫画を読むと、飲み水は農業が作っているとまで言っていますね。

橋本:熊本では「ごはんを1杯、地下水1500リットル」という言葉があります。おいしい熊本の地下水は田んぼがつくっている。阿蘇山は大火砕流噴火し、水を通しやすい熊本の大地をつくりました。だから「火の国」が「水の国」の土台をつくったといえるんですね。
熊本地域の地下水かん養量(地表の水が地下にしみこむ量)は1年間に6億4000万トンとされていて、そのうちの3分の1を水田が担っています。コメの収量と、収穫までにかん養する水の量から計算すると、「ごはん1杯分のコメを育てると1500リットルの水をかん養できる」という計算になるそうです。ザルのように水が浸透してしまって農家の方にとっては非常に扱いにくい田んぼです。でもそうした農家の努力のおかげで、地下水が豊富で地域の発展に繋がっています。最近では大きな半導体の工場が進出していますけど、半導体生産には水をたくさん使いますから実は農家が支えているという見方もできるわけです。産業のコメを本物のコメが支えているということを忘れないでほしい。

ミズベリング滝澤:面白いですね。

橋本:なので水源の涵養(地表から地下に水をしみ込ませる)にすごく力を入れています。田んぼがあると治水にも繋がります。自分の住む地域の米を食べたり田んぼを保全すると、自分たちの飲み水を保全できるし洪水対策にもつながります。

ミズベリング滝澤:水循環を考えたブランド。

橋本:熊本の場合は硝酸体窒素の問題がすごく大きい。1990年代に肥料が最も多く使われていたということですけども、それが20年くらいかけてゆっくりと地下水に影響を与えています。だから活動の効果がすぐにあらわれるわけではないんですが、将来のことを考えて今やっていくべきと熊本の方がおっしゃってました。それが食との連携になると一般の方が関わりやすい部分があります。

ミズベリング滝澤:しかも認証制度があるから、安心して買える。流域を河川として上に流れてる水だけではなく、地下水も含めた全体を流域としてみると。水の量は地下水の方が多いですし、そちらの流域も大事なんじゃないかと。

流域は物質循環も行っている

ミズベリング滝澤:佐賀、福岡、長崎、鹿児島では、下水道の汚泥を有機物として回収して農業で栄養分として再利用している「循環育ち」という取組があります。


BISTRO下水道パンフレット(国土交通省)より

橋本:流域は水だけではなく物質循環も行っているので、上流からの生活排水なども含めてもう1回使おうということですね。

ミズベリング滝澤:この処理水で育てた飼育米で豚の畜産をしていたり、下水の汚泥でお茶栽培を高校生たちがやっているとか、多様性があって面白いですね。

橋本: 資源循環という観点からしても、飼料や肥料のほとんどを日本は輸入している。それを自分たちの中で循環して使おうということになります。
PFASの対応なども踏まえると、今後こういった取組についての議論が必要かもしれないですが、自分たちが出すものをもっときれいにしていこうという動きが広がるといいと思いますね。下水道だからなんでも捨てちゃえっていうわけではなくて。

ミズベリング滝澤:ひょっとしたら江戸時代みたいにそれが野菜として回ってくるかもしれない。漁業でも下水を放水し魚を育てる取組なども瀬戸内海でありますね。

橋本:そうですね。美味しいものを食べたいから生活排水に気をつける、という意識が広がっていくと本当の循環型の社会になるんでしょうね。その際に過剰に水を綺麗にしてしまわないということです。水質についての考え方が、人間目線のきれいな水というだけではなく、生物にとって豊かな水とは、に転換されていくとよいと思います。
基本的に下水道は「洪水からまちを守る」という目的が最初にあって、次が「まちの衛生を守る」です。それから「身近な環境を守る」という要素が入ってきて、現在は「資源やエネルギーをつくる」が加わっているます。

ミズベリング滝澤:そういう意味では流域には河川もあるし、地下水もある、そして下水道もあって、人工的な流路も含めて全部を流域として捉えることもできるということですね。

みんなで流域の絵巻をつくる

ミズベリング滝澤:多摩川かっぱプロジェクトは、エコロジカル・デモクラシー財団の土肥真人さん(東京工業大学教授)たちがやられてる取組ですが、多摩川流域の絵巻物語をみんなで作るという活動です。いろいろなところで展示したり、流域の拠点拠点を歩いて回って川辺で整備をしたり、絵を描いたりとか、模型を作ったりといったワークショップなどをされています。みんなでつくっている流域の断面模型が秀逸で、多摩川がどのように流れてくるかをイメージできて、楽しく可視化している。多摩川流域は、市民協働の活動がいろいろなところで行われているので、土肥先生はそれを流域で連携することを考えていて、こういう手法はとってもいいと思われているようです。

多摩川かっぱプロジェクトHPより

この多摩川のような表現系の取組では、荒川流域各地の子どもたちが、自分たちの地域の荒川の風景を絵にするっていう「荒川図画コンクール」というものも面白いです。自分たちの町の荒川にはどんな魚がいて、どんな風景があるか、それぞれの地域で川がどう見えてるのかが子どもの視点で描かれていて、展覧会に行くと荒川の全体像が浮かび上がってきます。そして受賞者が120名くらいいてたくさんの絵がピックアップされているのもいい。

荒川上流河川事務所 荒川図画コンクール

橋本:荒川は風景がすごく変わりますからね。地元のテレビ埼玉や埼玉新聞の賞があったり、流域の各市長がセレクトした絵もあって、流域のステークホルダーが参加しているところがとっても面白い。いい手法ですね。

ミズベリング滝澤:あらかわ流域酒場で、これを見ながら乾杯するのもいいですよね(笑)。

橋本:いやこれはずっとお酒飲めますね(笑)。

ミズベリング滝澤:インフラを見てる人もいるし、生き物を見てる人もいるし文化を見てる人もいる。流域の表現っていうのもまだ色々チャレンジするジャンルなんじゃないかと思いましたね。

荒川のチャレンジ

ミズベリング滝澤:武蔵の国は荒川流域とだいたい重なっていて、東京だけでなく埼玉もかなり含まれていました。江戸時代までは行政区がほぼ流域圏と重なっていたけれど、明治以降に一旦解体されて今の県域になった。それが再び結び直されていくかもしれないという見方もできますね。

橋本:もっと言うと縄文海進期まで遡れば、利根川流域と荒川流域は区別が無かったわけで、それが厳密に分かれたのも最近(ここ数百年)の話ですよね。
荒川流域ということでは、荒川流域自治体議員勉強会という集まりがあります。この勉強会は2019年にスタート。県議会議員、市議会議員が自治体の枠を超え、「荒川流域」という範囲で、利水、治水、気候変動対策、生物多様性など広範なテーマを考えています。具体的には年2回、夏は下流、秋は上流へ行って勉強会をしていてます。2022年は下流域で堤防の決壊が懸念されている地点(東京都葛飾区)や、上流域の森林保全活動(埼玉県秩父市)などを視察し議論し、2023年の研修は、独立行政法人水資源機構・利根導水総合事業所(埼玉県行田市)で行われました。

現在、利根大堰から取水された水は、水道用水として首都圏の約1670万人(群馬県約40万人、埼玉県約590万人、東京都約1040万人)に供給されていますし、武蔵水路を経由して荒川に導水されて隅田川を浄化しています。

利根川から荒川に流される水量は、年間約6億6200万立法メール(2016~2019年の平均)、1日約180万立法メートル。家庭用の風呂を満たす水の量が200Lなので、1日に風呂桶900万杯の水が利根川から荒川に流れていることになります(1立方メートル=1000リットル)。「荒川の水は荒川上流から来る」と思っていた多くの議員が驚いていました。

ミズベリング滝澤:あらかわ流域酒場も活発に活動していますね。

橋本:あらかわ流域酒場は、ミズベリングで以前すこし紹介しましたが、ラジオパーソナリティをしている玉川美沙さんの番組に僕が出演したときに、流域の話をとても気に入ってくれて、そこからはじまったプロジェクトです。秩父の酒造の方や野菜や豆腐を作ってる方に来てもらって、流域の人たちが集まって飲み会をしました(笑)。

流域酒場メニュー

ミズベリング滝澤:地域のメディアと一緒にやるのは面白いですね。ラジオだとリスナーが流域と重なっていたりすると。

橋本:スポンサーの企業さんも流域のステークホルダーなんです。東京湾の海産物を加工している佃煮屋さんが来てくれて、「最近、東京湾はこんな感じで」みたいな話も聞ける。上流の秩父の話も、下流の東京湾の話も聞いたりして。

ミズベリング滝澤:ラジオも流れるものだしいい番組ができそうですね。

橋本:流域ラジオが始まったら面白いです。ラジオは生活に密着しているので生活情報を発信する意義があるかもしれない。

昨年は東京新聞SDGs推進チームの連続講座「キッズチャレンジ3Days」のお手伝いをしました。
奥多摩の源流の森林から始まって、多摩川から最後に東京湾という流れで、僕は1日目の森林と水の話のワークショップをしまいたが、2日目に子どもたちが最後にハゼ釣りをして、ハゼの天ぷらを食べたんです。

そのイベントの第2弾という形で今年は流域バルをやりたい、という話がありました。流域でやれる楽しいイベントはないですかとご相談を受けたので、あらかわ流域酒場の話をしたら、酒場だとちょっと子どもが来づらいイメージがあるからバルだったらどうだろうと(笑)。

ミズベリング滝澤:このやりかたは全国の流域でもできそうですね。すごく美味しいものが集まって、人も集まる。まずは食を通して流域資本がすごく浮かび上がってくる。

橋本:そうですね。いい森林があって、いい水がある。そうするといい日本酒と食ができる。流域の資本を総合的に見るのに、酒場というのは非常にいい仕組みだし、楽しい。特に食べ物には流域の独自性が色濃く出ます。
これも前にミズベリングで紹介しましたが、僕の大学の授業、流域講座の最終回で流域カレー対決というのをやりました。エントリーしたのは利根川カレーと、多摩川カレーと、荒川カレーと、印旛沼カレーで、印旛沼の鬼ビシが入っていたり、赤城の豚、もつ煮込み、流域でとれたオクラなどがカレーに使われていて、食と流域の結び付きがよく分かる。

ミズベリング滝澤:水辺de乾杯の呼びかけ文などに、「流域の1品をお持ち寄りください」ってアナウンスしたら流域資源がたくさん集まりそうです。

この記事を書いた人

ランドスケープ・プランナー

滝澤 恭平

ランドスケープ・プランナー、博士(工学)。 「ミズベリング・プロジェクト」ディレクター、株式会社水辺総研取締役、日本各地の風土の履歴を綴った『ハビタ・ランドスケープ』著者。大阪大学卒業後編集者として勤務。2007年工学院大学建築学科卒業、愛植物設計事務所にランドスケープデザイナーとして勤務後独立。2022年九州大学大学院工学府都市環境システム専攻博士課程修了。都市の水辺再生、グリーンインフラ、協働デザインが専門。地元の葉山でグリーンインフラの活動を行う。

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