【体験レポート】川の新たな楽しみ方「川とサウナ」を体験してきた!
今サウナ熱が全国で湧いている。これまでのサウナ=おじさんのイメージから若者を中心にサウナに魅了される人が増え、都市部の会員制のサウナから自然を活かしたアウトドアサウナなどサウナの形も多様化している。
その中でも川を活かし様々な地域資源とコラボしながら最高の「ととのう」体験を埼玉県横瀬町を拠点に追求している「川とサウナ」に体験、主宰している橋本健太郎さんにお話を聞いてきた。
駅から歩いていける身近な川
ーこんにちは、いい天気ですね!今日はよろしくお願いします。いつもどんな流れでやられていますか。
- (「川とサウナ」主宰 橋本健太郎さん)午前中に買い出しやテント準備をして、まず12時に乾杯。それぞれがサウナを楽しみながら飲食をして、夕方にみんなで片付けして解散予定です。
ー「川とサウナ」を始められたきっかけはなんですか。
- 下北沢のサウナイベントに行ったことをきっかけにサウナが好きになり、サウナって買えることを知りました。3年前はテントサウナがあまり流通していなく高価だったのですが、みんなでお金を出し合えば買えるじゃんとなり、横瀬町を盛り上げていこうというメンバーを中心に結成しました。
大人でこんなにワイワイできるものなく、今みたいなコミュニティになっていきました。もともとぼく自身もUターンなのですが、横瀬町は都心から近くに豊かな自然があり、駅から歩いて身近に川があることが特徴ですね。
「川とサウナと〇〇」の可能性
ー今回のテーマとかなにかあるのですか。
- 「川とサウナと〇〇」というのをいつもやっていまして、今回は地元横瀬町の焼き鳥が有名な居酒屋さんの協力のもと「川とサウナと焼き鳥」です。
水辺で焼き鳥を食べるということだけでも面白いのですが、それに「川とサウナ」をかけ合わせたらさらに面白いのではと思い企画しました。
ー毎回色々な〇〇をかけ合わせているのですか。
- そうですね。これまでテレワークやTikTok、ラーメン、レスキュー、SUP、ゴミ拾いなどやってきました。やってみると様々なコンテンツとコラボしやすいですね。全国様々な場所に出張イベントも行いました。
日高市では川のゴミ拾いをして、サウナに入って、みんなで綺麗にしたサウナに入るのもやりました。「川が綺麗で気持ちいい!」という川の綺麗さを実感する時間になりました。
ーサウナを通じて、事業者や地域資源に水辺との新たなつながりをつくっているのですね。
- 最近はミドリムシで有名なユーグレナさんと一緒に、サウナでたくさん汗かいたあとにユーグレナのドリンクを飲んで、サスティナブルにととのうというプロモーションをお手伝いしました。
相手の事業にかけ合わせやすい点やどの地域にも美味しいものがあるので、地域の食とも連携しやすいですね。
ー連携でいうと行政とはどういう連携をされていますか。
- とても応援していただいていますね。町長や副町長も参加されたこともあります。人口が少ない横瀬町はもともと官民連携が進んでいるまちで、横瀬町を舞台に何かチャレンジしてみたい人が応募できるプラットフォーム「よこらぼ」があるのもユニークです。
水風呂では味わえない、川の魅力
ー川の魅力はなんでしょうか。
- 水風呂と違い川の流れを肌で体験できる、バイブラ効果が天然で味わえることですね(笑)。 川なので来るたびに地形が変わっていることも魅力的ですね。
最近は、川の上流や綺麗さをとても意識するようになりました。どこならサウナできるか常に意識するようになりました。いい川があれば入りたいですね(笑)。
サウナを始めるまでは、河川敷はBBQをやるイメージでしたが、サウナを通じて入るところになりました。
川にたくさん入ってほしい
ーほんとサウナが好きなんですね
- 気づいたらサウナにはまり週7日サウナに行っています(笑)。
この歳でこんなに川に入るとは思っていませんでした。日々、川のありがたみを実感しています。
だからこそ、もっと地域にはいい川がたくさんあるのでもっと知ってほしいし、
たくさん入ってほしいです。
1991年東京都墨田区出身、傘職人の孫。幼少期の経験から自分の居場所と役割を模索、途上国支援の道を目指すが高校での島留学や東北での復興支援をきっかけに地域活性やまちづくりに興味を持ち、大学ではコミュニティマネジメントを専攻。現在は、地元でヤッチャバ(都市型マルシェ)の運営や離島の活性化、水辺のまちづくりなど場づくりを繰り返している。水辺は江東区のNPOの活動に参加したのをきっかけに、その魅力に惹かれ水辺が好きになりそこに関わる人と一緒に活動することが楽しい。
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