2020.10.02

2020年の水辺で乾杯を振り返ってみる

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2020年の水辺で乾杯の一斉アクションは、昨今のコロナウィルス対策により、例年通り7月7日から変更して、9月9日に開催されました。

色々悩みながら開催された、2020年の水辺で乾杯。各地開催にあたっては、皆さんご苦労もあったと思います。そしてそんな中、開設された、「水辺で乾杯2020」with New Normal 公式サイトには、たくさんの乾杯報告メッセージが寄せられました。寄せられたメッセージからは、このコロナ禍の苦労を吹き飛ばすようなポジティブな言葉が並んでいて、改めてミズベリストのみなさんのパワーに驚かされます。

「水辺で乾杯2020」with New Normal 公式サイト

一つ一つ紹介したいのですが、それについては、公式サイトを見ていただくことにして、今回は、全国から寄せられたメッセージから、2020年の水辺で乾杯では何が現場で起こっていたのか、みていきたいと思います。

乾杯メッセージ総数

まず乾杯報告の総数とその内訳です。

メッセージの総数は、103件(9/15時点)
今回,公式サイトのオープンが9月だったため、それ以前の乾杯はカウントされていません。
例年と違い、7月や8月に乾杯して水辺もあるので、これらを足すと、水辺で乾杯自体の件数はもう少し増えるでしょう。
また、こちらのサイトは9月9日以前からも書き込めるようになっており、これから乾杯します!(乾杯宣言)と、乾杯しました!(乾杯報告)の二種類の書き込みがありました。なので、それらを内訳として表示しています。

どんな場所で乾杯があったのか

北は北海道から南は鹿児島まで、国外では、アメリカからも乾杯報告がありました。
以下は実際に寄せられたメッセージです。

【全国各地や海外からのメッセージ】
・甲突川/鹿児島の水辺初心者/昨年度、お世話になった水辺のスペシャリスト達への感謝と、今後の水辺の発展を願って、乾杯。
・北海道網走郡美幌町美禽橋上流右岸河川敷/美幌商工会議所青年部 /川面にきらめく星空に乾杯!
・ニューヨーク/重松 健/ミズベにいると何だか心が開放的になる。地球の裏側から乾杯です!早く旅がしたい!

乾杯メッセージの頻出ワード

次に、どんな言葉がたくさん使われていたか。

TOP3の「乾杯」、「地名」、「水辺」あたりは鉄板ですね。5位にきている「楽しい」あたりからも、水辺=楽しい、と認識されていると読み取れます。

そして、「願い・願い・感謝」、「新型コロナウイルス」、「頑張る」などといった単語が、またTOP15以下ではありますが、「オンライン」、「負けない」「ディスタンス」、「終息」などの単語もありました。どの単語も2020年9月の状況を反映して出てきたものでしょう。

どのような言葉と一緒に使われてきたか

これらの単語はどのような繋がりで使われているのか、KHコーダーというソフトを使って、乾杯メッセージを流し込み、頻出単語を抽出し、ネットワーク図にしてみました。

よく出てきた単語ほど円が大きく、またそれに関連して使用されていた単語が線でつながっています。ポイントとしては、頻出単語として上がっていた「水辺」、「乾杯」、「地名」が大きな塊としてあり、それを中心に枝分かれしているところ。

まず大きな流れとして、「水辺」「乾杯」「地名」から「願い・思い・感謝」を通過して、「終息」、「込める」、「空間」など、多くのワードへと広がっています。

これは、メッセージの多くが、水辺で乾杯すると同時に、「願い・思い・感謝」を込めているものが多かった、ということです。さらにその思いとは、新型コロナウィルスの終息だったり、医療従事者への感謝だったり、空間といった単語に繋がっていきます。

また、この「願い・思い・感謝」が図の中心にあることにも注目してみます。「中心性 (Centrality)」という指標で見てみると、「願い・思い・感謝」が高い数値で出ています。(「中心性」とは、ネットワークを構成する各要素、この場合は単語が、 ネットワーク内でどの程度中心的な位置にあるかを示す指標のことです)
今回の場合は、「願い・思い・感謝」が他の単語と芋づる式に連結しており、集団の中で影響力が強く、起点となっている、とも言えます。

やはり人の思いや願いは、物事を動かす際の起点になるのかも・・・・と深読みもできます。

【願い・思い・感謝を込めた乾杯メッセージ】
・両国リバーセンター /おおた/収束を願って水辺で乾杯
・大和川 /かっぱる/医療従事者への感謝の意を込め、感染症対策を実施の上、26名で乾杯しました!
・遅野井川親水施設/善福寺川を里川にカエル会/オープンから2度目の夏を迎えた遅野井川。たくさんの子どもたちが遊んでいます。この空間に感謝&乾杯!

また、水辺に繋がって、楽しい、来年・未来への繋がりも見られ、水辺の来年や近い将来に水辺の楽しさを期待して乾杯、もみられました。

・米子市加茂川・中海 いいかも加茂川PT/中海錦海を愛する会/城下町の加茂川、米子港で未来の楽しい水辺を夢見ながら乾杯しよう!!

また、地名に繋がって、オンライン、開催、音楽、とあるようにオンラインで開催し、さらに同時に音楽も楽しむ、という乾杯もあったようです。

・三条防災ステーション/ミズベリング三条/今年は信濃川をバックにオンライン乾杯!離れてる大切な人へ思いを歌にして生演奏生配信!

SNSにシェアされている乾杯の様子

実際の乾杯の様子はどうでしょうか、事例を見てみます。

ミズベリング竹芝


9月9日、東京都のウォーターズ竹芝では、(一社)竹芝タウンデザインとミズベリング事務局が主催で、MIZUBEDE KANPAI 2020~新東京水面風景を味わう会~が開催されました。
ウォーターズ竹芝に隣接する「竹芝地区船着場」から、チェロとピアノのアンサンブル演奏を実施。参加者は、水辺に面した広場、大階段、テラスなど、思い思いの場所から演奏に耳を傾け、竹芝の水辺の魅力を堪能し、乾杯をしました。

当日の様子はこちら

SNSを検索すると、たくさんの乾杯報告がシェアされていました。
続いて、他の地域の乾杯の様子も、一部紹介します。

ミズベリング くしろ

ミズベリング旭川

ミズベリング岩原川会議

ミズベリングすぎと

諏訪湖ミズベリング振興協会


以上、2020年の水辺で乾杯を振り返ってみました。

7月7日、9月9日、それ以外の日に乾杯したミズベも、今年は残念ながら乾杯できなかったミズベも、みなさん本当にお疲れ様でした。
また来年、お会いしましょう!

この記事を書いた人

ミズベリング

ミズベリングとは、「水辺+リング」の造語で、 水辺好きの輪を広げていこう!という意味。 四季。界隈。下町。祭り。クリエイティブ…。 あらためて日本のコミュニティの誇りを水辺から見直すことで、 モチベーション、イノベーション、リノベーションの 機運を高めていく運動体になれば、と思います。

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