2023.09.19
帰ってきた ミズベでカンパイ! 今年の水辺で乾杯を振り返る
今年は、コロナ禍が開けて制約がない状態で開催できた、初めの「水辺で乾杯」でした。全国各地から「今年もやったよ!」「初めてやりました!」とたくさんご連絡をいただいておりますが、どんな水辺で乾杯が行われていたか、振り返ってみましょう。
最多人数の参加を記録!
今年の参加箇所数は、全国で243箇所、人数は、24,159人(7月31日時点:記事執筆時点えは249箇所で実施されています)が参加していただき、箇所数については、歴代で4位ですが、参加人数では歴代最多を記録しました。皆さんのご参加本当にありがとうございました。
では全国ではどのような乾杯が行われたのでしょうか?
久しぶりに大人数で参加できた!という声
コロナ禍から回復し、4年ぶりの制限のない「水辺で乾杯」を大人数で実施できたという声が多く聞かれました。
最北端、最南端
今年の最北端の開催は、北海道 幌延町で開催された「おもしろ科学館2023inほろのべ」の会場天塩川に向かって開催された水辺で乾杯in幌延でした。
最南端は、沖縄からで宜野座村の北部ダム統合管理事務所が行なった水辺で乾杯でした。
清掃活動と水辺で乾杯
今年は多くの地域で「水辺で乾杯」とセットで清掃活動が行われたようです。
素晴らしいですね。
今年初開催
今年初開催した、という水辺で乾杯もたくさんみられました!
ありがとうございます。一部ご紹介します。
未来に向けた意見交換があった「水辺で乾杯」
水辺で乾杯といえば、楽しい飲み会という側面もありますが、水辺を我がことのように想う当事者の皆さんが一同に会し、未来を語り合う場でもあります。
今年もたくさんの場所で、水辺の未来について話がなされたようですよ!
広瀬川が拓くまちと人 ~広瀬川望想企画 + 水辺で乾杯 2023~」が開催されました。
開催会場の様子。仙台を本拠地とするまちづくり会社「都市デザインワークス」20周年記念イベントとして開催されました。2019年には川ろうぜ街がえようぜ大賞受賞されています。
ディレクター岩本は、片平丁小学校3年生グループ⑤ による、No.49レインボーな城を推しました。小学生の妄想を、レインボーに光り輝く青葉城が浮き上がる夜として、仙台の大人たちが団結して実現させる未来を私自身も「妄想」しながら、推薦させていただきました。
こちらのイベントの興奮冷めやらぬ状態で広瀬川を望む広場で開催されました。市役所も国交省も民間の皆さんもこれまで活動されてきた広瀬川のレジェンドもみんなで共有できた素敵な水辺で乾杯でした。
やっぱり楽しい、水辺で乾杯
制限がない水辺で乾杯が久しぶりに実施された、ということで全国各地で盛り上がった様子を伺うことができました。同時に、水辺から地域それぞれで新たな動きのきっかけになるものだったことでしょう。
水辺で乾杯はそのような地域の皆さん同士、そして日本全国の皆さんがつながる機会となることを期待して始めたイベントです。来年もまた皆さんと水辺で同じ時間を共有できるといいですね!
この記事を書いた人
ミズベリングプロジェクトディレクター/(株)水辺総研代表取締役/舟運活性化コンソーシアムTOKYO2021事務局長/水辺荘共同発起人/建築設計事務所RaasDESIGN主宰
建築家。一級建築士。ミズベリングプロジェクトのディレクターを務めるほか、全国の水辺の魅力を創出する活動を行い、和歌山市、墨田区、鉄道事業者の開発案件の水辺、エリアマネジメント組織などの水辺利活用のコンサルテーションなどを行う。横浜の水辺を使いこなすための会員組織、「水辺荘」の共同設立者。東京建築士会これからの建築士賞受賞(2017)、まちなか広場賞奨励賞(2017)グッドデザイン賞金賞(ミズベリング、2018)