2016.09.23

RIVER SIDE & TOKYOが開催されます

観光の魅力創出につながるか?!東京の水辺の新しい試み。

ビジネスではなく旅先としての東京の魅力を国内外にアピールするため、都内の水辺に着目、その楽しみ方を発信するイベント「RIVERSIDE&TOKYO」が10月2日(日)まで、東京・浅草の隅田川テラスで開催中だ。
これは東京都産業労働局が「東京」を世界一の観光都市へと成長させることを目標とした「東京ブランド発信事業」の一環で、“水の都・東京”に向けた第一歩として注目を集めている。「&TOKYO」というのは、そのキャッチフレーズで、ほかのさまざまな言葉とつながることで、ここにしかない観光の楽しさを発信している。

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空港などで掲示されている&TOKYOのキャンペーンポスター

開催初日の9月23日には、松下奈緒さんが登壇してPRした。

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松下奈緒さん

「RIVERSIDE&TOKYO」は隅田川テラスを4つのエリアに分け、気分によってさまざまな水辺の楽しみ方を体験できる期間限定のイベント。たくさんの風鈴が美しい音色を奏でる幻想的なスペース「風鈴ゲートエリア」、敷かれた畳の上で自由に座ったり寝そべることができる「畳くつろぎエリア」、地元・浅草の飲食店が出店、水辺の景観を楽しみながら飲食できる「飲食エリア」、ヨガやウルトラヒーローが出現する「イベントエリア」など、子どもからお年寄りまで楽しめる。

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当日の様子。畳が敷かれたくつろぎの空間。行灯によるライトアップが素敵

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4つのエリアにわかれている(東京都提供)

今回のイベントでは、キャンペーンムービーとキャンペーンポスターが制作され、JR東日本の駅構内や、東京メトロの車内のモニターなどで見ることができるという。

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キャンペーンムービー(30秒版)(東京都提供)

ムービー内で使用されているのキャンペーンソング「24/7(トゥエンティフォーセブン)」は、今回のキャンペーンのために書き下ろされたもので、松下さん自身が歌われている。作詞は土岐麻子さん。

松下奈緒さんが語る、東京の水辺の魅力

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東京都提供

松下奈緒さんは、このイベントのスペシャルサポーターに選ばれたことについて、「自分が住んでいるまちについてアピールできることを喜んでいる」と語った。また、水辺については、「これまで東京の川沿いを歩くということをしてこなかった」としながらも、今回の撮影などを通して、「川沿いを歩くと、青い空と青い川がひろがる。東京にそういう景色があったということをあらためて発見した」と語った。

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いずれもキャンペーンムービーからのキャプチャ。(東京都提供)

水辺で、いままで気がつかなかった東京の美しさを感じたという松下奈緒さん。「水の都・東京を日本中・世界中の方々に知ってほしい」と語り、ご自身は「カメラ片手に水辺を散歩する」ことをお勧めされていて、また、愛犬の散歩の場所として東京の水辺を利用してみたいと語っていた。記者に問われると、ビールを飲むのもいいですよね、とも。そしてデートもと、いろいろやりたいことがあるご様子だった。

RIVERSIDE & TOKYOの楽しみ方

取材当日はあいにくの天気ながら、噂を聞きつけてか、謎のブルーマンこと「水辺の妖精」が会場に現れた。風のテラスといい、夕涼みがテーマなんですよ、と知ったような顔で語りだす謎のブルーマン。

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突然浅草に初見参した謎のブルーマンこと水辺の妖精。当日はスカイツリーが雲で隠れて見えないほど天候が悪かった

畳のくつろぎエリアはに現れた水辺の妖精。

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まず座ってみる。当然隅田川の方を向くのが流儀。

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正座をしてみる。畳だから、厳かな気持ちで。背景を気にしているのも、やっぱり謎のブルーマンはさすがです。

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ま、寝ちゃってもいいですよね。絵になります。独り占めはだめだとも。

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謎のブルーマンは、女子に大人気。ここでも囲まれる。水辺の雰囲気が、話を盛り上げます。

そしてオブジェの前で決めポーズ。

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謎のブルーマン &TOKYO
確かにやりたいかも!〇〇&TOKYO。

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&TOKYOを押す謎のブルーマン。&TOKYOの政策は謎のブルーマンにおまかせあれ!

インフォメーションに寄ってみる。

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ここで、スタッフの方に風鈴につける紙に、どんな水辺が理想的か、書いてくださいと頼まれるブルーマン。

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当然、泳げる水辺が理想です!キリッ!
風鈴ゲートエリアはこんな感じです。

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風鈴ゲートは、風と音を感じながら通るもの、だそうです。さすが謎のブルーマン。

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そして、ひとつひとつの風鈴に耳を傾けると、癒されるよ、とのこと。

風を耳で感じるというのは、なかなか素敵な経験ですよ。と謎のブルーマン。

飲食エリア

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出店されていたのは地元の飲食店さん。みたらし団子をいただく、謎のブルーマン。どう食べたか、はみなさんのご想像にお任せします。

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天気がよければ大繁盛まちがいなしです。

そして、こちらにもオブジェ。

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天気さえよければ、スカイツリーをバックに気持ちい&TOKYO写真が撮れるのに!でもさすがはブルーマン。
カメラマンに立ち位置を支持します。こうすればいいんだよ!といわんばかりに。

そして撮れた写真がこちら。

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ジャンプ&TOKYO!

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かっこよさげに、物思いにふける謎のブルーマン。

天気が悪くても、こんなに楽しめるRIVERSIDE & TOKYO
天気がよければもっといろんな楽しみ方があるはず。

ぜひ、みなさんんお楽しみあれ!(と、謎のブルーマンが申しております!)

■「RIVERSIDE&TOKYO」開催概要
日時:平成28年9月23日(金)~10月2日(日)
※ 平日:16時~21時 / 土日:11時~21時
場所:浅草 隅田川テラス(東京クルーズ船着き場付近・地下鉄浅草駅から徒歩すぐ)

この記事を書いた人

ミズベリングプロジェクトディレクター/(株)水辺総研代表取締役/舟運活性化コンソーシアムTOKYO2021事務局長/水辺荘共同発起人/建築設計事務所RaasDESIGN主宰

岩本 唯史

建築家。一級建築士。ミズベリングプロジェクトのディレクターを務めるほか、全国の水辺の魅力を創出する活動を行い、和歌山市、墨田区、鉄道事業者の開発案件の水辺、エリアマネジメント組織などの水辺利活用のコンサルテーションなどを行う。横浜の水辺を使いこなすための会員組織、「水辺荘」の共同設立者。東京建築士会これからの建築士賞受賞(2017)、まちなか広場賞奨励賞(2017)グッドデザイン賞金賞(ミズベリング、2018)

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