2018.11.20
本日のミズベリング定例では?181113

今日のミズベリングプロジェクトの事務局に寄せられた情報を厳選してピックアップ!
毎週開催されているミズベリング事務局の定例。全国からさまざまなミズベリストの活動の情報が入ってきています。
今週はどんな話がされたのでしょうか?
ミズベリングプロジェクト事務局に、内閣官房のbeyond2020文化担当さんがやってきた!
ミズベリングプロジェクト事務局に、内閣官房東京オリンピックパラリンピック推進本部事務局、通称オリパラ事務局からのbeyond2020の文化プログラム担当者伊藤参事官補佐にお越しいただきまして、beyond2020についてご説明をいただきました。
beyond2020プログラムとは、「2020年以降を見据え、日本の強みである地域性豊かで多様性に富んだ文化を活かし、成熟社会にふさわしい次世代に誇れるレガシーの創出に資する文化プログラムを「beyond2020プログラム」として認証し、ロゴマークを付与することで、オールジャパンで統一感を持って日本全国へ展開していきます」linkとのことで、オリパラって、文化もやるんです!と力強く説明をいただきました。
「認証した案件のうち、水辺をキーワード検索してみたのですが、4件しかなかったんです!」とおっしゃっており、水辺を活かす活動がまだまだbeyond2020に認証されていません。
「ミズベリングに期待しています」
と、伊藤さん。そして、今回墨田区で行われるbeyond2020プログラムが、11月23日から11月25日に開催されます。
その名も、隅田川ディスコ!
隅田川ディスコとは?
隅田川ディスコは、アーティスト西野達さんによる現代アート作品「ミラーボールカー」を展示し、そのまわりで音楽とダンスを繰り広げるという楽しげなイベント。
西野達さんは、全世界で活躍する人気アーティストで、風景を一変させるさまざまな仕掛けがいつもわくわくさせてくれて、個人的に超リスペクトしているアーティスト。
西野 達の現代アート作品が隅田川を彩る!皆で踊って楽しむ「隅田川ディスコ」開幕~内閣官房が認証する「beyond2020プログラム」として展開~
・日程:11月23日(金・祝)~11月25日(日)※天候や川の状況により中止の場合あり
・時間:17:00~20:00 ※「ミラーボールカー」の点灯、DJタイムは18:00~20:00(予定)
・場所:隅田川テラス(吾妻橋船着場付近)、墨田区役所前うるおい広場(吾妻橋1-23-20)
・交通:東武伊勢崎線・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「浅草駅」から徒歩5分、都営地下鉄浅草線「本所吾妻橋駅」から徒歩5分
・参加費:無料(事前申込み不要)
・特設サイト:https://sumidagawa2018.com
主催するKADOKAWAから、水辺のスペシャリストでもある、玉置さんがきてくれました。
「開催に至るまでたくさんの苦労があって、本当に心が折れそうになることがたくさんありました!」とは玉置さんの談。
聞けば、他にも実現したいさまざまなアイデアがあったのだが、ひとつひとつ実現性を確かめる過程でどうしても実現できなかったんだとか。
「私自身は、大阪の水辺でおおさかカンヴァスなどで携わっていたので、経験者ではあるのですが、まったく東京都と実情がちがっていたので、びっくりしました。でも、アーティストや墨田区の方々と粘り強く実現にこぎつけたことをたくさんのひとに知ってもらいたい」とのこと。
というわけで、ミズベリングプロジェクトで、ゆるやかな連携プログラムを実施します!
その名も!
水辺で乾杯! in 隅田川ディスコ!
・水辺で乾杯! in 隅田川ディスコ!
開催日の2018年11月25日。7時7分に乾杯します!
お手にお酒や飲み物をご持参のうえ、みなさんお集まりください!
集合場所こちら。
今週のミズベリング定例会議も、日本各地のあらたな水辺の胎動を感じる時間でした。ミズベリング定例は、毎週火曜日15:00から開催。問い合わせはこちらから。
公共空間としての水辺がよくなることで、社会がよくなると考える。建築家として建物のリノベーションを主に設計の仕事をしている傍ら、都市をリノベーションするのであれば、公共空間である水辺を外して考えることはできないと考え活動している。BOAT PEOPLE Associationのメンバーとして、いままでさまざまな水辺のトライアンドエラーを繰り返して社会に水辺の空間のあり方とつきあい方を提案してきた。 2005年横浜トリエンナーレ出展作品「Life on Board II」「内閣府都市再生モデル調査事業、FLOATING EMERGENCY PLATFORM」「地震EXPO09(BankART)」「東京アートポイント LOB09-10」など。最近は横浜の水辺を「使い倒す」ことを目的に、水辺のソーシャルスペース「水辺荘」を日ノ出町たちあげ、都市に新しい風景をつくる試みをたくさん行っている。
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