2016.03.11

Googleストリートビュー 「トレッカーパートナーズプログラム」に参加して、 「RIVER VIEW」を撮影してみた! 

水辺の発想を机上や陸上からの従来の視点ではなく、水辺が最高に美しく見える船上視点から見たら、その建物や空間、街並みはどう映るのか? そんなチャーミングな風景を発掘できるヒントになるんじゃないか!と、Googleストリートビュー(*1)「トレッカーパートナーズプログラム(*2)」に参加して、「RIVER VIEW」を撮影してみました!

これが新しい!面白い!知らない風景が沢山見えてきた!先日の高架下映像照射実験もそうだけど、アートの発表の舞台を探すのにも「RIVER VIEW」は力を発揮する。今後は、全国のさまざまな水辺のRIVER VIEWを撮影していけば、水辺を誰もがいつでもネット検索できる世の中がやってくる。

今回の撮影ルートは3コース。RIVER VIEWは3月より順次公開予定。
1・羽田空港〜海老取川〜京浜運河〜天王洲運河〜レインボーブリッジ〜浜離宮〜隅田川〜神田川
2・羽田空港〜東京ゲートブリッジ〜オリンピック会場
(海の森水上競技場(ボート・カヌー会場))〜新豊洲市場〜豊洲運河〜隅田川〜神田川
3・神田川〜日本橋川〜隅田川

Gmap

いままでに知り得ない風景と出会いました。

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マンハッタンっぽいでしょ。でも豊洲運河から見たマンション群。
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チャンスがあったらボランティアをやってみたいという6割の人

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江戸風情。お堀の名残がいまだある日本橋川、雉子橋。
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100年前の駅「万世橋駅」をリノベしたマーチエキュート(神田川)

川にはそれぞれ歴史や文化の表情があるように、川を取り巻く環境でこうも顔つきが変わるんだなということを実感。これは地域再生、新しい観光資源の発掘にうってつけだと思いました。

今回、神田川・日本橋を撮影したメーキングムービーを作成。地元の方の水辺の使い方、つきあい方、考え方などを一緒に収録しました。

ちなみに「トレッカーパートナーズプログラム」はGoogleさんのサイトから応募すれば機材の貸出は無料。自前で船や人手を用意すれば、簡単に撮影でき、そのデータをGoogleマップやGoogleアースに埋め込んでもらえます。

7

*1 Google ストリートビューとは
Googleがインターネットを通じて2007年から提供しているWebサービス。世界各地の大都市圏を手始めとし、全天球カメラを地面から高い位置に搭載した車両(当初は自動車、後に三輪自転車や歩行も含む。今回は船上で撮影した)を多数走らせて撮影した風景が、Google マップおよびGoogle Earth上で、360度のパノラマ写真で表示される。
https://www.google.co.jp/intl/ja/maps/streetview/

*2「Googleストリートビュートレッカーパートナープログラム」とは
Googleストリートビュー トレッカーパートナープログラムは、ストリートビューの撮影を希望する観光協会、非営利団体、大学、研究期間などにGoogle がバックパック型のストリートビュー撮影機材「トレッカー」を無償で貸し出すプログラムです。
https://maps.google.co.jp/intl/ja/maps/about/partners/streetview/trekker/

この記事を書いた人

ミズベリング

ミズベリングとは、「水辺+リング」の造語で、 水辺好きの輪を広げていこう!という意味。 四季。界隈。下町。祭り。クリエイティブ…。 あらためて日本のコミュニティの誇りを水辺から見直すことで、 モチベーション、イノベーション、リノベーションの 機運を高めていく運動体になれば、と思います。

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