2016.06.14 Tue

各地の水辺のプロジェクトが受賞ラッシュ!

各地の水辺のプロジェクトが受賞ラッシュ!

私たちにもなじみが深い各地の水辺のプロジェクトが、受賞ラッシュです!

受賞ラッシュ!水辺の時代、本格的に到来!?

各地の水辺のプロジェクトが受賞ラッシュ!

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水都大阪の取り組みが都市計画学会最高賞である石川賞を受賞


「水都大阪のまちづくり」によって、美観と河川空間に賑わいが生まれてきた。

つづいて、2015年度の都市計画学会賞が4/20に発表されました。なんと、最高賞である石川賞に、「水都大阪のまちづくり」(受賞者:水と光のまちづくり推進会議、一般社団法人水都大阪パートナーズ、水と光のまちづくり支援本部(水都大阪オーソリティ)、橋爪 紳也、嘉名 光市)の取り組みが選ばれました。

大阪のこれまでの魅力ある水辺のまちづくりに改めて敬意を表したいと思います。個人的には、受賞者に水都大阪を推進してきたの二つの官民連携組織、パートナーズとオーソリティが入っている事が、とても象徴的だと感じています。

代表して橋爪紳也先生にコメントをいただきました。

岩本唯史
橋爪さん、おめでとうございます
hashizume
ありがとうございます。かつての水都大阪を復活させる、官民連携の都市再生プロジェクト「水都大阪のまちづくり」が賞の対象になりました。2個人3組織での共同受賞ですが、私は、個人として、さらに府市経済界トップに有識者である私が参画した「水と光のまちづくり推進会議」(会長=尾崎裕・大阪商工会議所会頭)の一員として、双方で受章させていただきました。
岩本唯史
受賞した感想をお聞かせください。
hashizume
 2001年に都市再生プロジェクトの認定を受けて以降、道頓堀や中之島周辺の水辺空間の整備をすすめてきました。2009年には、河川法の規制緩和を受けながら、中之島周辺で河川空間の民間利用を推進してきました。その後、河川空間の夜景創出、木津川沿いや道頓堀の遊歩道整備、大正区や中央卸売市場周辺での河川空間の利活用など、産官学連携によるさまざまな取り組みを続けてきました。私は当初より、専門家の立場で、一連の事業に深く関与してきました。活動を継続してきた点が、都市計画の分野においても高く評価されたものと思います。感慨はひとしおです。
岩本唯史
受賞理由には、水辺のかつてない魅力を多数創出されていることもそうですが、それを実現させるプロセスについての言及がたくさんありました。
hashizume
  行政が主導したハード整備に加えて、民主導による水辺の利活用の促進、さらには「水の都」というかつての良い都市イメージを回復する契機となった点などを、高く評価していただけたと思います。また官民の有機的連携をめざす、実効性のある推進組織を構築してきた点も、全国に類例のない先進性だと自負するところです。今回の受賞を励みに、さらに先に進みたいと思います。
岩本唯史
ありがとうございました。

medal日本の都市計画発展に尽力した、石川栄耀(1893年9月7日 – 1955年9月25日)の名前を冠した石川賞のメダル。

「水都大阪のまちづくり」の歩み
2001年 「水都大阪の再生」内閣官房都市再生本部都市再生プロジェクト認定
2002年 「水の都大阪再生協議会」、「花と緑・光と水懇話会」設立
2003年 「水の都大阪再生構想」策定(水の都大阪再生協議会)
2003年 「大阪花と緑・光と水まちづくり提言」(花と緑・光と水懇話会)
2004年 とんぼりリバーウォーク供用開始
2008年 ほたるまち建設
2009年 八軒屋浜・川の駅はちけんや、中之島公園再整備など、一連の整備事業が完了
2009年  水都再生事業の進展を記念する「水都大阪2009」開催
2009年 河川法の規制緩和を受けて、北浜テラス、中之島バンクスなどが具体化
2010年 「水都大阪推進委員会」設立
2011年 「水都大阪水と光のまちづくり構想」策定(水都大阪推進委員会)
2013年 「水と光のまちづくり推進体制」発足
 橋爪紳也さん
大阪府立大学21世紀科学研究機構教授。
1960年大阪市生まれ。
京都大学工学部建築学科卒、同大学院修士課程、大阪大学大学院博士課程修了。工学博士。
『「水都」大阪物語』『瀬戸内海モダニズム周遊』ほか、著書は70冊を越える。

 

また、福岡市の天神地区の取り組みも都市計画学会石川賞を受賞されていました。受賞理由に水辺への言及はなかったものの、水上公園のあたらしい取り組みがすすんでいますし、ミズベリングJAPANでの西鉄の花村武志さんのプレゼンテーションもとても印象深いものでした。
こちらもこころよりお喜び申しあげます。

編集後記

いかがでしたでしょうか?
この3つの受賞は、全国数千万のミズベリストたちに勇気と希望を与えるニュースだったのではないでしょうか?

水辺の魅力創出が現象として現れて社会的評価を受けたという新しいフェーズへの到達を実感させるに足る出来事でした。
でもまだまだこれからミズベの躍進が続きますよ。これからのミズベの活躍が日本を大きく動かすに違いありません。

 

 

Writer's Profile
岩本 唯史
RaasDESIGN一級建築士事務所代表、株式会社水辺総研代表取締役、BOAT PEOPLE Association理事、水辺荘発起人

公共空間としての水辺がよくなることで、社会がよくなると考える。建築家として建物のリノベーションを主に設計の仕事をしている傍ら、都市をリノベーションするのであれば、公共空間である水辺を外して考えることはできないと考え活動している。BOAT PEOPLE Associationのメンバーとして、いままでさまざまな水辺のトライアンドエラーを繰り返して社会に水辺の空間のあり方とつきあい方を提案してきた。
2005年横浜トリエンナーレ出展作品「Life on Board II」「内閣府都市再生モデル調査事業、FLOATING EMERGENCY PLATFORM」「地震EXPO09(BankART)」「東京アートポイント LOB09-10」など。最近は横浜の水辺を「使い倒す」ことを目的に、水辺のソーシャルスペース「水辺荘」を日ノ出町たちあげ、都市に新しい風景をつくる試みをたくさん行っている。
RaasDESIGN
株式会社水辺総研
水辺荘
BOAT PEOPLE Association

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