黄昏時の最上川~義経・芭蕉も見た風景~

名勝「おくのほそ道風景地 本合海」
 
 日本三大急流の一つ「最上川」は、ここ新庄市本合海地区でその流れを南北から東西へと90度変える、まさにそのポイントがこの場所です。
 「おくのほそ道風景地」とは、芭蕉が歌枕の名所を訪ねて旅した陸奥・北陸路で「おくのほそ道」を通じて後世の人々の風景観に影響を与え、今なお往時の遺風を伝える場所である。

矢向神社
 舟でしか渡れない八向山の白い崖の中腹に矢向神社がある。矢向神社の祭神は、日本武尊で、「三大実録」の貞観16年(874)5月11日に、朝廷は出羽国の矢向神に従五位下の位を授けたという記録がある。このことから矢向神社は、市内で最も古い歴史と由緒のある神社といえる。室町時代の作といわれる「義経記」にも義経一行が清川から舟で最上川を遡り、矢向大明神を伏し拝んで本合海に上陸したとあり、新田川河口に「義経・弁慶上陸の地」の記念碑がある。矢向神社が史書などに登場するのは、白い断崖の山容の神秘さに加え、崖下に流れが激突して大きな渦が巻き、舟人にとってこの上ない難所であり、人々は、古くからここに神の存在を感じていたからではないかと思われている。

芭蕉乗船の地
 芭蕉と曾良が本合海の船着場より最上川を舟で下った地に、二人の陶像(新庄東山焼き)と句碑 「五月雨をあつめて早し最上川」が建っています。また新田川河口近くには、平泉に向かう義経・弁慶一行が舟から上陸したと「義経記」で伝えられる「義経・弁慶上陸の地」があります。

応募理由

平成26年度に、名勝として国の指定を受けた場所を、ぜひ多くの人に知って欲しいと思い応募しました。

撮影情報

撮影者 新庄市商工観光課
撮影場所 山形県 新庄市
撮影時期

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