BRIDGE DESIGN
MIZBERING MEETING
@MIZBERING NIKOTAMA-KAIGI

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今回のミズベリング・ニコタマ会議(東京都世田谷区)は、世界的な橋梁デザイナーのローラン・ネイ氏を迎えて、水辺と橋のデザインを考える会を開催しました。ニコタマ会議は、まさに東急電鉄・田園都市線が多摩川を渡る “二子玉川”を拠点にしており、橋のデザインには大いなる関心が集まりました。

日時 10月7日(火)@二子玉川カタリストBA
出演 ネイ&パートナーズ代表:ローラン・ネイ氏
ネイ&パートナーズ日本:渡邉竜一氏
モデレーター 山名清隆氏(ミズベリングプロデューサー)
司会 坪田哲司(ニコタマ会議実行委員会代表)

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橋梁デザイナー、ローラン・ネイさん。ベルギー生まれ。男前だが、声が高い(笑)。ま、そんなことはどうでも良いが、世界各地でつくってきた作品は、なんと900のプロジェクト!そして現在日本では2つの計画が進んでいる。
プロジェクトの数々は、Ney&Patrnersのサイトを参照していただければよいが、
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極限までに削ぎ落とした構造的な機能美に、生物が宿るが如く、しなやかな躍動を感じる。ご本人は「デザイナーか?エンジニアか?」の会場からの質問に、どちらでもなくプロジェクト全体をまとめる者だといっていた。橋のデザインの場合、その多くの施主は、地域行政。だからこそ、地域住民との重なるワークショップを何度も重ねながら合意形成を図り、次第にそれをデザインに繁栄していく。途中、予算表も見せてくれたが、施主の提示金額よりもコストを安く完成させることも、プロならではの「自然の法則」だといっていた(素晴らしい!)。


橋を渡るだけのものではなく、その風景の中で、そこの暮らしの中で、どう付加価値を生み出す構造物に昇華させていくかが勝負。橋の上で休憩できるスペースがある橋。橋の上からイベントを楽しむ空間がある橋。市民にどう愛される橋をつくるか。アイデアは尽きないようである。
いま日本のプロジェクトとして、長崎の出島に渡す橋プロジェクトをご担当されている。ネイ&パートナーズ日本支社の渡邉氏が長崎の出島プロジェクトを手掛けている。
詳細はこちら→「出島表門橋プロジェクト
※右は、ネイ&パートナーズ日本:渡邉竜一氏 長崎の出島プロジェクトを手掛けている。
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一方、日本の橋はどうだろう? 渡る機能だけの橋が多いような気がする。渡りたくなる橋。走りたくなる橋。彼女と歩きたくなる橋….橋はそのまちの観光資源になると思います。
後半は、ネイさんと渡邉さんを囲んでドリンクス。きっとニコタマの未来にも素敵な橋がかかるかもしれませんね。

<ローラン・ネイ 氏プロフィール>

1964年フランス・ティオンヴィル生まれ。
リエージュ大学で土木工学を修めた後、ルネ・グレイシュ構造事務所に勤務。
1996年ネイ&パートナーズをブリュッセルに設立。建築と土木構造物のエンジニアとして多数のプロジェクトを手がける。
代表的な作品は、ナイメーヘンシティブリッジ(鋼製アーチ部を含む全長1.2キロ)、クノッケ歩道橋、スタリール開閉橋、アイドック歩道橋、ズウォレ歩道橋、スメ−デンポート歩道橋、Tachkemoniキャノピーほか。

http://www.ney.be/en/all_project.html

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